SATOU SHOUTA 佐藤 祥太 メカトロ事業部
仕事内容
主に食品メーカーの工場に設置する検査機などをつくる仕事をしています。5人のチームで体制を組んで、設計から組み立て、工場への納入・設置、メンテナンスまでトータルに請け負っています。その中でも役割があって、僕自身は機械(ハード)部分の担当をしています。ゼロから1を生み出す仕事なので大変さもありますが、「ものづくり」に携わりたい人にとってはとてもやり甲斐のある仕事だと思います。
QuestionMEに興味を持ったきっかけと、入社した決め手は?
現場に行ってスキルを役立てられることが決め手に。
就職活動ではいろいろな会社のことを事前に調べたりもしましたが、僕の場合は資本金や規模などよりは、その会社に入って自分がどういうことができるのか、ということを特に重要視して選ぶようにしていました。デスクワークより、「作業服を着て、工具箱を持って、現場に行く」という仕事のスタイルに憧れていたので、マイスターは僕にぴったりだと思って選びました。実は、就職活動をしていた時点では、今やっているような設計の仕事にあまり興味はなかったんです。でも、実際に設計の仕事に携わるようになるとすごく面白くて。設計の仕事のチャンスを与えてもらったことはラッキーだったと思いますね。しかも以前から憧れていた現場の仕事もできるので、実は今はやりたいことが全部できている状態なんです。当面は管理職というよりは、“現場でのものづくり”にこだわって頑張っていきたいですね。
Question入社当時、仕事に対しどのような不安・心配がありましたか?
不安は徹底した研修と先輩のフォローで払拭。
学校で勉強してきたことが仕事としてどう役立つのかが分からなかったので、そういった意味では不安もありました。でも、入社後すぐに2、3カ月間ほどの研修がみっちりあるんです。その研修で実務に直結した幅広いことを教えてもらえたので、不安はすぐになくなりました。また、研修が終わって配属が決まってからは、先輩がしっかりフォローしてくれる環境があります。ただ、最初から手取り足取り、というわけではないのがうちのスタイル。「じゃあ、やってみて」と図面を渡されて、まずは自分で考え、トライすることが求められます。もちろん、電気を扱うことは事故につながる危険性もあるので、先輩にひとつひとつチェックをしてもらいながらチャレンジしていきます。分からないことは先輩に聞き、段階を踏みながら、いろいろなことを体感的に覚えていくことができました。
Question仕事でやりがいを感じること、辛いことは何ですか。
辛さの分やり甲斐が返ってくるのがものづくりの醍醐味。
僕たちの仕事は、ほぼ「既存のものから作る」ということがないんです。たとえば検査機を作る場合も、それぞれの工場ごとの、さらにそれぞれのラインに合わせた検査機を設計する必要があります。つまり、これまで稼働していた既存の工場ラインに新たなシステム(機械)を追加で投入する、ということになるので、毎回すべて完全オーダーメイド。稼働中の他の機器との整合性も考慮しながら、新しいものを生み出すのはとても大変です。ただ、限られた予算や状況のなかで「こうした方がよりいいんじゃないか」、と試行錯誤する過程が“ものづくり”の醍醐味だと思うし、僕は好きですね。自分がイメージしたものが形になり、設置の段階で実際に動いているのを見ると、大変だった分だけの達成感があります。また、自分の手がけた検査機で検査された商品がコンビニなどで店頭に置かれて売られているのを目にすると、感慨深いですし、やり甲斐を感じますね。
ADVICE
就職活動アドバイス
大事なのは、
常日頃からの意識と一生懸命さ。
就職活動では、具体的に「これがやりたい」というほど明確な目標はありませんでした。ただ漠然としながらも、「機械系でものづくりができる会社」に焦点を絞って、いろいろな企業をまわりました。基本的なことかもしれませんが、就職活動中は常に誰かに見られているかもしれないという気持ちを持って、日頃から服装や持ち物などの見た目と、行動にも気を遣うようにしていましたね。特に面接に行く日には電車に乗っているときからその意識を持つように心がけていました。MEの面接ではとにかく一生懸命、僕なりに話をしたのを覚えています。採用となった理由はわかりませんが、その僕なりの一生懸命さが面接官の方々に伝わったのかなと思います。
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